灯りは祈り

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火の輪をくぐるのはライオン。では、白い輪をくぐってる蚊取り線香は?これなあ~に?

 

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豚さんのお口でした~。豚のかたちの蚊遣り器。蚊遣り豚っていうんですって。

サラはこの豚さんは好きなのですが持っていません。本や絵で見て知っていただけで実物を触ったことは無いのです。写真を見ながら形作ったのですが、作りながら次はああしようという見通しやこの感じという確信が持てませんでした。美術の先生が対象物をよく見なさいとおっしゃてましたが、触って陶器の質感や重みを感じたり、丸みを感じたりすることはとても大事なのだなーってわかりました。

 

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夏の夜の豚さん。(本物は足先から光は出ません。)蚊取り線香といい、貯金箱といい、どうして豚さんが選ばれるのでしょうね。蚊取り線香は明治の発明だけど、江戸時代にも燻し火を入れる蚊遣り器があり豚さんの形だったそうです。どうしてという定説は無いみたい。豚さんと火・・・ご先祖様がそこに託したなんらかの祈りは、平成の子孫にはもうおぼろげにしかわからない・・・。

サラはもう何年も蚊取り線香は使っていないです。でも昔見た、平たいお皿の蚊取り線香のことは覚えています。燃えていくに従って、渦巻のままだんだん白い灰が増えていきます。たいてい2.3㎝で落ちて粉々に崩れてしまうのですが、夜は皆が寝ていて静かなせいか灰が渦巻っぽく残っていることが多くて、「灰の形が渦巻により近いほど運がいい」と勝手に占っていました。

そうそう、お線香と言えば・・・

 

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燃えているお線香と灰になったお線香、そして灰になりつつあるお線香。あと、ろうそく。

ドキッとした方ごめんなさい。でもお願い、不謹慎って言わないでね。今年もそろそろ寒さ対策が聞かれる時期になりました。この頃になるとどうしても思い出すのです。

三年前の秋の終わりに、サラの身近な大事な人が彼岸へと旅立ってしまいました。去年はクリスマスを目前にして、また一人、かけがえのない人との永遠のお別れをしました。きらめく街の灯りもサラには空しく、暗い心に光は届きませんでした。以来、特に宗教を持っていないサラも、お線香をあげる時は心を込めて火を灯しています。

一ブロックずつ、ふたりを思い出しながら作りました。会いたい。それは叶わぬ願いの愛別離苦。せめて向こうで幸せに、そして見守っていてねと祈りながら、ろうそくのてっぺんの、炎ボタンをONしました。重たい話題しちゃってごめんなさい。

 

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ろうそくの火は、時々使わせていただいている素晴らしい猫だるさんの焚火(左)を、サラが、ベッドをハーフ丸石に差し替えて、水も完成後なら一マス消せたので、あっ少しコンパクト版(右)にできちゃったわ!?というものです。

焚火、2×2柱の真ん中に火が来るのがとってもいいです。普通にネザーラックで燃やすと3×3柱の巨大サイズになってしまいますから。水や溶岩押さえのためにはみ出したブロックが数か所ありますが、ろうが垂れたことにしてごまかしちゃえ。垂れたとこまで作るとネザーラックろうそくは巨大すぎます。あと、火の形がネザーラックより穂先みたいに見えてろうそくにちょうど良いです。猫だるさんありがとうごさいます。

 

ろうそく。「灯火親しむ秋」ですね。では、最後に「灯篭流し※」で夏とさようならしましょう。

※とうろうながし=死者の魂を弔って、火をいれた灯籠を川や海に流す行事。 お盆の送り火の一種。夏祭りや花火大会などでもやってるところありますね?さだまさし氏の曲で有名な「精霊流し」とは似て非なるものですわよ。

 

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サラ・ワールドのパラレル世界であるスィートワールド(スーパーフラットsnow-kingdom)に流れる川。灯篭が2つ、どこから来てどこへ流れていくのか・・・。

 

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花が咲き、蝶が飛び回る、力強き光の世界に生きる者には、それは夢まぼろし。

 

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けれど、やがて夜が来て、柔らかき月の光を知った者は—-氷のような朧げな境界を越えて

 

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夢まぼろしと実在が逆転する。花こそが幻。光の粉が音もなく舞い踊る、青い静寂を灯篭は流れていく。

 

 

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こちらに向かって流れるのか?あちらに向かって流れるのか?花々のもとへ再び戻る道はなく、灯篭はただ流れ続けるのみ。

 

 

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壊れたがるサラの心を支えてくれたのは、この「マイクラ風土記」。書くことも、読んでくださる方々の存在も、サラの生き甲斐となっていたことを実感しました。しんみりしちゃったけど、これからもよろしくお願いします。クリックもね(^_-)-☆

 

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6 comments on «灯りは祈り»

  1. 夏も終わってしまいましたね。蚊取り線香は、マイクラでも追加して欲しいです。
    マイクラの豚の形の蚊取り線香も作って欲しいです。

    • 蚊取り線香いいですね。フランス菊とドラゴンブレスでクラフトできる、とか?
      マイクラ豚!そうでした、ブランド豚がいましたね、目からウロ子。いただきまーす。

  2. クリエイティブの浮遊視点が儚い浮世の情緒をサラさんに誘うのかしら。
    喜怒哀楽の哀だけはゲームでプログラミングが難しい。個別性が高い。
    私は10年死や喪失に近接する仕事をしています。ここ数年、身内が亡くなったり、なにかを不可逆的に喪失することが続き、ジレンマに心の洗濯が要るときもあります。死の舞踏が描かれた昔のひとと、何も変わらない。
    川の中の花、灯籠流しにも増して慈しみを感じました。

    • 浮遊視点!確かに離脱っぽい。パラレルワールドに来て久々にクリエイティブになった当初は、わーい飛べる飛べるう~ってテンション上がってたのですけどねえ。それと雪のせいでしょうか。snow-kingdomで灯りをともすとじわじわ来ます。明るい火を特別に思うのは生物としての本能ですかね。さらに、秋は物悲しい季節とよく言いますし。情緒要素はいっぱいあったですね。

      今は24時間明るい眠らない町が普通にある時代、暗い影は光に隠されて見えないのだけども実はあるということにたまに気付かされます。影の多かった昔の、死の舞踏を描いた心理は、実は世の東西を問わず時代も問わず、変わらないものなのかもしれません。心の洗濯・・・ほんとですね、必要です。

      花は現実の世界でも慈しみであり同時に活力でもあり、大好きです。お庭をガーデニングしてる人が羨ましいです。

    • ありがとうです、灯篭はいい感じにできました。PEはどんどんアプデしてすごい勢いで充実してますよね。でも旗は11月頭現在ではまだ・・なんですかね?角度を変えて設置できる旗がないとサラのと同じ形の灯篭は出来ませんが、地図を和紙として使って、四角い形の灯篭でも光が透けて綺麗な気がしますね。地図は(ご存知と思いますが)最小マップ一枚分の平らな雪原、海、平原で白、青、緑の紙になりますね。

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